最近よく「パソコンにアプリをインストールせずに、ブザウザでそのままマインドマップを作成したい!」といった声を聞きます。
そこで僕が選んだWEBブラウザで使える無料の【オンライン】マインドマップツール15選を主観たっぷりのコメントレビュー付きで紹介します。
もくじ▼マインドマップ特化型1. MindMeister(マインドマイスター)2. coggle(コグル)3. Brainio(ブレイニオ)4. Mindomo(マインドモ)5. MindMup(マインドマップ)6. Text2MindMap(テキスト2マインドマップ)▼多機能・複合型7. miro(ミロ)8. Lucidchart(ルーシッドチャート)9. Whimsical(ウィムジカル)10. Milkr(ミルカー)11. Zenkit(ゼンキット)12. Milanote(ミラノート)13. Cacoo(カクー)14. Sketchboard(スケッチボード)15. Canva(キャンバ)
▼まとめ個人的なオススメはこの2つ
マインドマップ特化型
まずは、文字通りマインドマップだけに「特化」したツールから紹介。「余計な機能はいらないからシンプルにマップだけを作りたい」という人におすすめ。
1. MindMeister(マインドマイスター)シンプルで軽快さが特徴の「MindMeister」は、国内外で2700万ユーザーに使われている定番人気のマインドマップツール。とくにWEBデザイナーやエンジニア、ライターなどクリエイターから熱い支持を得ています(インタビュー事例集)。
Microsoft Teamsとも連携し、Teamのダッシュボード内でそのままマップを作成・共有もできるようになりました。
MindMeister公式サイト1-2 機能 / スペック表リリース年 2007開発運営元MeisterLabs(欧州)タイプ オンライン(WEB)日本語対応◯MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード◯ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリiOS / Android費用月あたり800円〜(無料プランあり)プラン4種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)割引制度あり(プロモーションコード)インポート(読み込み)text / Freemind / XMind / MindMeister / MindManagerエクスポート(書き出し)PDF / PNG/ text / Freemind / XMind / MindMeister / MindManager / Word / PowerPoint / ZIP※一部有料ユーザー数/ 導入企業世界で2700万ユーザー※国内上場企業やインフルエンサーなど多数1-3 レビュースコア総合平均点4.6操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 1-4 レビューコメント川添ユウキオンライン型マインドマップツールの先駆け的な存在として知られ、なんといってもシンプルで軽いのがよいです。
シンプルなので使い方を問いません。ブレスト、プレゼン資料や事業プラン作成、リスキリング、コーチング、人生設計など幅広く使われています(利用シーン一覧)。同時編集もできるのでリモートやチームでの利用にも最適です。公式サイトでは【割引コード】を配信中です。
1-5 関連記事「Xmindが重い…」そう感じたら、サクサク軽いMindMeisterへの乗り換えをご検討ください。
2019年1月3日🔗MindMeisterに関する記事一覧
2. coggle(コグル)MindMeisterと並んでサブスクリプション型の人気マインドマップツール「coggle」。
マインドマップがメインですが、フローチャートがかんたんに作れるのも特徴です。画面は英語表記、複数メンバーとの同時編集も可能。無料版は3つまで、有料版だと無制限でマップが作成できます。
coggle公式サイト2-1 機能 / スペック表リリース年 2013開発運営元不明タイプ オンライン(WEB)日本語対応–MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード◯ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリiOS / Android費用月あたり5ドル〜(無料プランあり)プラン3種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)text / Freemindエクスポート(書き出し)PDF / PNG/ text / Freemind / Visioユーザー数/ 導入企業不明2-2 レビュースコア総合平均点3.2操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 2-3 レビューコメント川添ユウキリリース以降、目立ったアップデートはなく価格もずっと同じ。UIがシンプルでリンクや画像の挿入がとてもスムーズにできる。しいて言うと、ノード(枝)の線が太いのがやや苦手…Cacooと似た感じでポップなデザインながらやや玄人好みのデザインか。開発元の情報があまり開示されていない点は、重要な情報を保存する上ではやや不安。
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3. Brainio(ブレイニオ)ライフハッカーに「メモをとる感覚でマインドマップが作成できるアプリ」として紹介された『Brainio(ブレイニオ)』。画面の構造は Text2MindMapに似ていますが、最大の特徴は、マークダウン記法でブラウザ上でサクサク書けること。
また【メモ ⇄ 両画面 ⇄ マインドマップ】の画面切り替えもかなりスムーズ。画面右上のアイコンから行えるため、ビジュアルを確認しながらの作業が容易にできます。ダウンロード版もあり。
Brainio公式サイト3-1 機能 / スペック表リリース年 2020開発運営元Brainio Inc(欧州)タイプ オンライン(WEB)/ダウンロード日本語対応–MAP共有◯(ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード–ショートカットキー◯(一覧)モバイルアプリ–費用月あたり3.39ドル〜(無料プランあり)プラン3種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)–エクスポート(書き出し)–ユーザー数/ 導入企業不明3-2 レビュースコア総合平均点4.0操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 3-3 レビューコメント川添ユウキマークダウン式でどんどんアイデアを書き出していきたい人に打ってつけ。UIも洗練されており、無駄なくシンプル。Qiitaの記事などの構造整理をしたりするのに一役買いそうな知られざるツール。
プレゼンモードやモバイルアプリさえもありませんが、「PCミニマムにさくさくと使いたい」といったミニマム志向のエンジニアなんかにぴったり。できることとできないことが明確なツールです。
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4. Mindomo(マインドモ)「Mindomo」もオンラインで作成できるマインドマップツールの代表格です。
豊富なテンプレートに加えて、多様なファイル形式での書き出し/読み込みができます(エクスポート形式は10種類、インポート形式は13種類)。また課金して満足できないようであれば、30日間の返金保証にも応じてくれます(sales@mindomo.com宛に要連絡)。
Mindomo公式サイト4-1 機能 / スペック表リリース年2007開発運営元 Expert Software Applications(欧州)タイプ オンライン(WEB)/ダウンロード日本語対応◯MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード◯ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリiOS / Android費用月あたり5.5ドル〜(無料プランあり)プラン4種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)PDF / Mindomo / Freemind / MindManager / Xmind / MindMeister / SimpleMind / iThoughts / Markdown / OPML / Bubbles.us / text / Excelエクスポート(書き出し)PDF / Mindomo / Freemind / MindManager / text / Word / Excel / PowerPoint / HTML / ZIP※一部有料ユーザー数/ 導入企業不明 / 導入企業は欧州メイン4-2 レビュースコア総合平均点3.0操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 4-3 レビューコメント川添ユウキ10年以上前から存在するMindomo。際立った特徴はないが、根強いユーザーも多し。ややデザインが古めかしいが、プレゼンモードなど欲しい機能は満たしている。
インポートとエクスポートの対応形式がずば抜けて多いのは特徴。たとえばXmindやMindMeisterなどですでに作成しているマップデータをそのままインポートして読み込んで、Mindomo上で再現して使うことができる。
おすすめ度 ★★★☆☆
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5. MindMup(マインドマップ)「MindMup」は、Coggleと同じく若干の癖があるのは好みが別れるところです。
ブレスト、プレゼンテーションの作成、およびマインドマップを使用したアウトラインの文書化、オンライン共有など多彩な使い方ができます。
「MindMup 2 For Google Drive」をインストールすることで、Googleドライブ上でマップを作成・編集することも可能です。
MindMup公式サイト5-1 機能 / スペック表リリース年 2013開発運営元Sauf Pompiers(豪州)タイプ オンライン(WEB)日本語対応–MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード◯ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリ–費用月あたり2.99ドル〜(無料プランあり)プラン4種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)MindMupエクスポート(書き出し)PDF / PNG/ Freemind / MindMup / Word / PowerPointユーザー数/ 導入企業不明5-2 レビュースコア総合平均点2.8操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 5-3 レビューコメント川添ユウキ操作性はとてもいいです。MindMeisterやCoggleといったシンプルなUIに慣れたユーザーにとっては、多くのアイコンが並んだMindMupの画面インターフェイスにアレルギーを感じるかも。
とはいえ、見た目的に独特のクセがありますが動き自体はキビキビ動作しますので、日本語未対応をのぞけば選択肢としてアリ。有料プランにアップグレードすれば、チームなど複数人での同時編集もできます。残念な点としては、このツイートにもあるように、マップを保存するのに [SAVE] ボタンを押さないといけないのです。ぜひ改善してほしい。
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6. Text2MindMap(テキスト2マインドマップ)マインドマップ特化型の中でもひときわ異彩を放つのがこの「Text2MindMap」。CSSとJavaScriptで作られており、単にツリー構造のマインドマップを作成するというシンプルな目的のために設計されています。
画面【左】にテキストを書き出していき、【右】側にマップ形式で自動表示されるという仕様です。左を階層的に書くと、右のマップにもそれが反映されます。たとえばエクセルなどからテキストを抽出し、コピペすれば手軽にマインドマップを作成することができます。
Text2MindMap公式サイト6-1 機能 / スペック表リリース年不明開発運営元2013タイプ オンライン(WEB)日本語対応–MAP共有–複数人での同時編集–プレゼンモード–ショートカットキー–モバイルアプリ–費用無料プラン–課金方法–インポート(読み込み)textエクスポート(書き出し)text / PNG6-2 レビュースコア総合平均点2.4操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 6-3 レビューコメント川添ユウキとても簡易的なマインドマップツールです。万人ウケはしないものの、ツリー構造で書きたいユーザー層のために存在するツールと言えます。マップ画面上で「右クリック」からそのまま画像(PNG形式)として保存できるのも手軽で便利です。
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多機能・複合型次にマインドマップだけでなく、フローチャートやワイヤーフレームなどの作図機能など、いろんな機能もかねそなえた「多機能・複合型」の欲ばりな人向けのツールです。
7. miro(ミロ)2020年あたりから一気に注目を集めている「miro(ミロ)」。一言であわらすと、“クリエイターのためのオンラインホワイトボード”。世界で6,000万以上のユーザーが利用し、公式サイトではフォーチュン100 社のなんと99%が導入しているそうです。
使い心地はトップレベル。リアルタイム性、柔軟性など群を抜いています。遠隔リモートでオンライン会議やブレスト、手書きでなくても伝わる図がサクサクと書けます。
テンプレートも豊富でどれも美しい。付箋紙をベタベタ貼ったりと会議でやることのすべてがこれで完結。マインドマップもスムーズに動くのでアイデアを逃さなくてすみそうです。
miro公式サイト7-1 機能 / スペック表リリース年2011開発運営元Miro(オランダ/アメリカ)タイプ オンライン(WEB)日本語対応◯MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード◯ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリiOS / Android費用月あたり8ドル〜(無料プランあり)プラン5種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)–エクスポート(書き出し)PDF / PNG/ CSVユーザー数/ 導入企業6,000万ユーザー7-2 レビュースコア総合平均点4.2操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 7-3 レビューコメント川添ユウキクリエイティブなチームにはこれ以上にないツール。画面共有しながらの会議やワークショップにも最適。アップデートも早く、いつのまにか日本語にも対応、miroのマインドマップの唯一の欠点だったトピックの「展開・格納」にも対応済みです。
また2021年には東京に国内拠点(ミロ・ジャパン合同会社)を置くなど、より日本の市場が熱くなりそうです。
7-4 関連記事【miro】コロナ時代の神ツール!リモートチームを一つにするオンラインホワイトボード「miro(ミロ)」
2020年4月11日🔗miroに関する記事一覧
8. Lucidchart(ルーシッドチャート)“Visio (ビジオ) の代替ツール”といったイメージがある「Lucidchart」。公式サイトによると、世界で数千社企業が乗り換えをしているといいます。
マインドマップ以外にもフローチャート・組織図・UMLなどソフトのちに紹介する「Cacoo」を企業向けによりカチっとしたような印象があります。
Lucidchart公式サイト8-1 機能 / スペック表リリース年2008開発運営元Lucid Software Inc(アメリカ)タイプ オンライン(WEB)日本語対応–MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード◯ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリiOS / Android費用月あたり800円〜(無料プランあり)プラン4種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)Visio / OmniGraffle / Gliffy / Draw.io / Lucidsparkエクスポート(書き出し)PDF / PNG / JPG / SVG / CSV / Visio / Lucidspark8-2 レビュースコア総合平均点3.8操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 8-3 レビューコメント川添ユウキVISIOとの比較競合ツールとして知られている。VISIOとくらべるとコスト面(月800円/ユーザー1名)でも優位で導入しやすいです(データインポートもOK)。ただマインドマップ単体だけを使う理由はあまり見当たらない。
実際に操作してみた画面の印象としては、Googleスライドの画面UIに似ているように感じました。ヘルプ記事は充実しており、解決しない場合は日本語でのフォーム個別対応などサポート面は充実しています。
🔗Lucidchartに関する記事一覧
9. Whimsical(ウィムジカル)「Whimsical」は、日本語訳すると、「気まぐれな」という意味で、いわゆるビジュアルコラボレーションに分類されるツールです。
僕がWhimsicalを実際に触ってみた第一印象は「シンプルで高速すぎる!」でした。というのも開発のきっかけが、「同様のコラボツールたくさんあるけど、どれも同じでしかも複雑」という不満から端を発したのですが、その課題が見事に体現されています。
Whimsical公式サイト9-1 機能 / スペック表リリース年2017開発運営元Whimsical(アメリカ)タイプ オンライン(WEB)日本語対応–MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード–ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリiOS / Android費用月あたり10ドル〜(無料プランあり)プラン3種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)–エクスポート(書き出し)PDF / PNG9-2 レビュースコア総合平均点4.2操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 9-3 レビューコメント川添ユウキ日本での人気や知名度はmiroに持っていかれた感はあれど、特筆すべきはフローチャートの使い勝手のよさ。無料ながらマインドマップの作成数は無制限。ただし1つのワークスペースに最大3000個のアイテムまで。有料プランの月あたりの費用は10ドル〜とほかのツールに比べるとやや高めの設定。Coggleと同様、開発元情報が乏しい。
9-4 関連記事【Whimsical】シンプルで高速すぎるデザインツール(マインドマップ/ 付箋/ フローチャート/ ワイヤーフレーム)
2020年5月31日🔗Whimsicalに関する記事一覧
10. Milkr(ミルカー)※2023年6月30日をもってサービス終了
11. Zenkit(ゼンキット)「Zenkit」はマインドマップ・リスト・かんばん・カレンダー・テーブルなど複数のView形式を選べるプロジェクト管理ツールです。プロジェクトの状況やメンバーの好みに応じてタスクの見方を変えられるのが特徴。
またTrelloやGoogleスプレッドシート、エクセルで管理しているタスクをインポートすることもできます。UIも洗練されておりとても使いやすいです。
Zenkit公式サイト11-1 レビュースコア総合平均点3.8操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 12-2 レビューコメント川添ユウキ5つのView形式を選択できるのが最大の特徴。マインドマップでタスク管理は好みが分かれるところ。ガントチャートからは見えてこないタスク同士の関連性が可視化できるのがよい。
🔗Zenkitに関する記事一覧
12. Milanote(ミラノート)“クリエイティブのためのEvernote”とも呼ばれているのが「Milanote」です。デザイン等のクリエイターを中心に人気があります。
画面をボードとみなし、そこに画像や動画、テキスト、WEBクリップ、ファイルなどあらゆる情報を好きに並べ、視覚的に整理するビジュアルボード。ただしマインドマップ単体としての機能は実装されておらず、あくまで線と線でつなぎ合わせることで、マインドマップ風に仕立てることができるというものです。
Milanote公式サイト12-1 機能 / スペック表リリース年2017開発運営元Milanote(豪州)タイプ オンライン(WEB)/ダウンロード日本語対応–MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード–ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリiOS / Android費用月あたり9.99ドル〜(無料プランあり)プラン3種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)–エクスポート(書き出し)PDF / PNG/ text / Word12-2 レビュースコア総合平均点4.0操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 12-3 レビューコメント川添ユウキどちらかというとmiroに近しいデザインツール。ホワイトボードの上にマインドマップ調にあらゆる情報を並べて整理する。なにより美しくUIはトップレベル。マインドマップのように情報同士を線でつなげることも。
12-4 関連記事《トーク解説》“クリエイティブのためのEvernote”と呼ばれるクラウドメモツール「Milanote」の特徴とユーザー登録方法をざっくりと
2017年1月25日🔗Milanoteに関する記事一覧
13. Cacoo(カクー)「Cacoo」は、サイトマップ、フローチャート、マインドマップ、ワイヤーフレーム、モックアップ、UML構成図などを作成するためのオンライン作図ツールです。
日本発のサービスで世界で300万人以上に使われており、その多くが海外のユーザー。とくに国内ではマインドマップ作成よりも「ワイヤフレーム作成ツール」としての認知が高いです。
マインドマップに限らず、いろんな作図を作りたいのであればCacooを選ぶのがおすすめ。
Cacoo公式サイト13-1 機能 / スペック表リリース年2009開発運営元ヌーラボ(日本)タイプ オンライン(WEB)日本語対応◯MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード–モバイルアプリ–ショートカットキー◯ (一覧)費用月あたり660円〜(無料プランあり)プラン3種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)Visioエクスポート(書き出し)PDF / PNG / SVG / PowerPoint / PostScript13-2 レビュースコア総合平均点3.8操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 13-3レビューコメント川添ユウキVISIOをブラウザで小気味よく使っている印象。フローチャートなど作図テンプレートも豊富で美しいビジュアルが描けます。
マインドマップ一択で使うのはあまり考えにくいのですが、他の用途と抱き合わせだと選択肢としては十分)。マインドマップのテンプレは3種類、MindMeisterやmiroのように【TAB】キーを押しながらトピック(枝)をどんどん伸ばして描くタイプの操作方法ではありません。
既存のVISIOデータをインポートしてそのまま利用もできます。Backlogを開発している福岡の企業が運営、ユーザーコミュニティ「Cacuu(カキュー」も2021年に発足したばかりで親近感を覚えます。サポート体制は随一の充実度です。
🔗Cacooに関する記事一覧
14. Sketchboard(スケッチボード)「Sketchboard」は、Milanoteをよりカジュアルにした印象のツールです。
遠方のチームとのブレストなどリアルタイムのコミュニケーションに最適化された「Google Docsのホワイトボード版」というイメージです。
Slack、GitHub、Googleドライブなど他のクラウド連携も秀逸。
Sketchboard公式サイト14-1 機能 / スペック表リリース年2012開発運営元Sketchboard.io Ltdタイプ オンライン(WEB)日本語対応–MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード◯ショートカットキー◯ (一覧)モバイルアプリ–費用月あたり9ドル〜(無料プランあり)プラン3種類課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)–エクスポート(書き出し)PDF / PNG / JPG / SVG14-2 レビュースコア総合平均点3.0操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 14-3 レビューコメント川添ユウキその名のとおり、ホワイトボードにスケッチしながらマインドマップ風に情報をまとめていくフィンランド発のツール。iPadと相性がよさそうです。どちらかというとお堅い会社が使うイメージではないでしょうか。
無料プランは3つまでボードが作成できます。ただし基本的にはmiroやMilanoteと同じようなツールなので、それらと相対比較して選ぶといいでしょう。操作性はほかの2つのツールと比べてややクセがあるので、慣れるのに少し時間がかかるかも。
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15. Canva(キャンバ)もともと「Canva」は、バナー画像やSNSのサムネイル画像をはじめさまざまなビジュアルコンテンツを作成するためのグラフィックデザインプラットフォームです(マインドマップはあくまでその一部)。
ほかのマインドマップツールとの違いは、あくまでマインドマップの形に見立てたグラフィックツールであるということです。マップをゼロから作るというよりも予め用意されたテンプレにアレンジを加えながら、マップ風に仕立てていきます。
Canva公式サイト15-1 機能 / スペック表リリース年2013開発運営元Canva Pty Ltd(豪州)タイプ オンライン(WEB)日本語対応◯MAP共有◯(「共有リンク」の生成、ユーザーを「招待」しての共有が可能)複数人での同時編集◯プレゼンモード–モバイルアプリiOS / Androidショートカットキー◯ (一覧)費用月あたり1500円〜(無料プランあり)プラン3種類(無料プラン含む)課金方法定額(サブスクリプション)インポート(読み込み)–エクスポート(書き出し)PDF / JPG/ PNG/ SVG / MP4※一部有料15-2 レビュースコア総合平均点2.8操 作 性 デザイン 機 能 性 チーム利用 サポート 15-3 レビューコメント川添ユウキCanvaはデザイン初心者によく利用されている定番のツールです。チラシとかバナーとかいろんなデザインができます。一応、自分で好きにデザインしながらマインドマップ風に画像を作ことができます。たとえば複雑な概念をマインドマップ形式に整理して、パワポのスライドやWEBサイトに挿入するイメージ画像としての活用なども。
上にも書いているようにあくまでマインドマップ風に見立てて作るだけなので、残念ながら「マインドマップをがっつり描きたい!」という人には向いていません。
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まとめ(個人的なオススメ)以上です。ここで紹介したツールのほとんどは無料版がありますので、まずは気になったものをいくつか試してみられるとよいかと思います。
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マインドマップ特化型なら「MindMeister」多機能・複合型なら「miro」です。いずれも動作が軽く、なんといってもUIがすぐれています。操作していて気持ちがよいのです。
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思考を整理するならマインドマップこのブログは、世界で2,700万ユーザーのMindMeister(マインドマイスター)でアイデアを整理しています。自己分析、プレゼン資料、議事録など使い方は自由自在。